2013年05月22日

はりはら塾 米粉(上新粉)でお馴染みのアレ

2013はりはら塾、今月はどちらのコースも米粉(上新粉)を使ったお馴染みの和菓子

第2回講座のご案内
 立夏、例年よりも早めに綺麗に刈り揃えられた茶畑と鮮やかな新緑、新茶の香りが牧之原を包みます。早苗の上を飛ぶツバメが巣作りを終え卵を抱き始めました。牧之原が一番に輝く季節のように思います。ゴールデンなウィークに富士山静岡空港で開催された「世界お茶まつり」も盛況でした。茶処牧之原の魅力が大いに発信されたように思います。

先ずは、小習いコース

みたらし団子

団子は日本の風習にもかかわる庶民的なお菓子です。うるち米の粉などを水でこね、蒸して丸めて、竹串に刺したものが一般的。団子の数が4個なのは、江戸時代の明和期に4文銭ができて、1串4個で4文が一般化したからとか。。。気軽に楽しめるお江戸のファーストフードでした。お供えの団子、旅先でのご当地名物団子、家庭の手作りおやつ団子、多種多様が団子の持ち味。味付けは、小豆餡・しょう油・黄な粉・ごま・青のりなどに加え、近頃ではフルーツ風味の団子もお目見えします。その種類は今も増殖中で、よりどりみどり。春秋の彼岸や仏生会(ぶっしょうえ)、花見、十五夜など日本人の傍にはいつでも団子。。。。。作りたてを食べるのが美味しさの秘訣だと思います。名前の由来は、唐菓子の「団喜(だんき)」、団は集めるの意味から「団粉」などの説。シンプルな配合と作り方ですが、作り手によっては、味だけではなく食感や香りも違ってくる繊細な和菓子です。さてさて出来栄えは・・・?(*^_^*)

こんな風に仕上がりました。
はりはら塾 米粉(上新粉)でお馴染みのアレ


本コース

かしわ餅 (漉し餡・ずんだ餡)

 餅菓子は、糯(もちごめ)を原料にして搗いたいわゆる餅(もち)ではなく、中国で呼ばれる「餅(ぺい)」のことで、古書「嬉遊笑覧」に<餅は粉をつくねて蒸しただんご>とあるように、米粉・小麦粉・白玉粉・道明寺粉などの各種粉末原料を工夫して作られたものです。有名な「月餅」などは焼き饅頭ですが、餅菓子???、、、、。。
ツバメが飛来して、田植えが終わればもうすぐ初夏。和菓子を代表するひとつ「かしわ餅」の季節です。柏の葉は、古代では食器として使用されてたそうな・・・。また、新葉が出るまで散らないことから、無病息災と子孫繁栄の縁起物として、端午の節句(旧暦では6月初旬)には欠かせません。米と小豆と柏の葉。日本の自然の恵みに感謝して健やかな生活を送りたいものですね。

市販の柏葉ではなく、近所の庭から拝借した葉っぱをアク抜きして・・・青みが自然で、なんとも良い風情です。

はりはら塾 米粉(上新粉)でお馴染みのアレ



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