2018年06月27日

いと、お菓子!2018 4月

ご案内
「花七日」。桜の盛りを表す言葉です。「サクラ」と言えば、全国の桜の8割を占めるソメイヨシノですが、江戸時代以前は青い山間を白淡い桃色で彩るヤマザクラの事でした。里山で多くの生きものたちと共生し、人知れず子孫を増やしています。長い年月を、周りの木や生きものと同じ風土、同じ季節の流れの中で生きていくようです。
はりはら塾「いと、お菓子!」にご参加いただき有難う御座います。四季の移ろいやイベントを菓子で表現して、ゆっくりと流れる余暇を楽しむお手伝いが出来れば幸いです。宜しくお願いいたします。

はりはら塾
「桜とやぶきた茶の浮島ケーキ」

浮島生地は、上生菓子や朝生菓子として扱われる蒸し物です。卵、砂糖、粉類、餡で作った生地を蒸して作ります。上生菓子にする場合、羊羹などと流し合わせたり、焼印を押したりします。茶席菓子としても饗される「浮島」、名前からもふわふわ感が伝わってきます。餡を主体にした蒸し菓子なので、口どけもよく、卵の気泡で浮かせた生地は香りも豊かです。切り分けて頂く「棹菓子」にも用いられる代表的な生地で、きめ細かく、軟らかすぎず固すぎず、ほろりと口の中で溶ける生地の微妙な質感が美味しさの決め手です。
甘露煮の栗やかのこ豆との相性も良く、生地に混ぜ入れたり、表面に散らして趣を凝らします。また、着色で季節を彩ったり、味の違う同生地を流し合わせて組み合わせを愉しむことも出来ます。
年間を通して作られますが、夏場は冷蔵庫で冷やしても美味しくいただけます。

いと、お菓子!2018 4月


県営吉田公園 緑花大学
お題「卯月」

いと、お菓子!2018 4月
桜花・サクラ  練りきり製



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