2019年06月25日

「いと、お菓子!」2019 6月

6月講座のご案内
   
 やわらかな風に青葉がきらきらと輝く季節。鳥たちは子育ての時期を迎えます。我が家のツバメたちは、早くも子育て終了ペアと生まれたてのヒナを抱くペア、やっと巣作りを終えたペアが忙しそうです。ツバメが巣を掛けた家には福が訪れると言われますが・・・・。ツバメのさえずりは「土食って虫食って渋~い」と聞きなしされますが、地図も持たない何千キロもの冒険に満ちた旅のドラマを語っているのかもしれません。

県営吉田公園しずかちゃん「緑化大学」
お題「緑陰」

落とし文・つばくろ
(練りきり製・黒ごま)
若鮎
(中華種・求肥)



はりはら塾
若鮎
(どら焼きのバリエーション)

和菓子に火を通す方法は、焼くか蒸すかの二通りです。焼く方法には、天火やオーブンに入れて焼く方法と平らな金属製の板にのせて焼く方法のどちらか。。。どら焼きは菓子の大きな分類では焼き菓子とされ、菓子屋は熱効率のよい銅板を使うのが一般的で、この銅板は平鍋と呼ばれます。これに生地を流して焼成します。
基本は三同割と言われるように、小麦粉とほぼ同量の卵と砂糖をたっぷりと使うどら焼き生地は、焼くことによって香ばしさとコクが引き出されます。表面はこんがりとキツネ色に焼けているが、皮肌はシットリやわらかなのが美味しさの秘訣です。このような配合・製造方法の生地は中華種と呼ばれます。
同じように平鍋を使う和菓子には、同じ中華種の艶ふくさ・トラ皮やき・あん巻き、関東式といわれる焼き皮の桜餅などがあります。
今回は、幅を広げた楕円形に生地を焼いて、拍子木型にカットした求肥をサンドして、鮎の形に仕上げます。平鍋の上にはどんな形にも生地が流せます。いつものどら焼きの形を変えるだけで、美味しい笑顔がまたひとつ・・・。



  


Posted by 扇松DO at 22:17Comments(0)いと、お菓子!