2017年01月19日

2017 正月

お正月



下段中央 左 お題菓子「野遊び」、右 干支菓子「丁酉」





限定 「蓬莱山」
と「福えくぼ」  


Posted by 扇松DO at 23:46Comments(0)美味ひぃ~~ッ!

2017年01月19日

2016最終回の「いと、お菓子」

ご案内

謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
正月、小正月、女正月、旧正月、・・・。幾つもの正月があります。新年の幸せを願いながら、恵みと実りに「おめでとう」と喜び合うおめでたい日は、祈りを込めて、感謝を込めて何度でもお祝いしたいと思います。
丁酉(ひのととり)、酉は醸造物(酒)で、熟成し美味しくなった頃を意味します。また、酉は朝に鳴くことから新たなスタートや閃きの象徴として親しまれてきました。「いと、お菓子!」も、もっと皆さんに喜んでいただける美味しい菓子作りに挑戦します。


はりはら塾本コース

ラングドシャ(仏:langue de chat)
ケーキを焼く前にオーブンの火加減を見るため、生地をほんの少しだけ焼いたのがクッキーの始まりと言われます。イギリスでは「ビスケット」、フランスでは「プティ・フール・セック」。アメリカではサクサクしたお菓子はすべて「クッキー」と呼ばれます。日本では、クッキーとビスケットの両方がありますが、これを区別する目安は「手作り風で糖分・脂肪分の合計が全重量の40%以上のものをクッキーとする」と全国ビスケット協会の公正競争規約で定められています。微妙~!!!!(-_-;)
ラングドシャはフランス語で、ラング(langue)は「舌」、シャ(chat)は「猫」の意味。語源は、元々の形が猫の舌の楕円形の形に似ていたからとの説と、焼き上がりの表面のザラザラ感が猫の舌を連想させたからとの説があります。猫の舌には変わり無し(o^^o)
室温で柔らかくして練ったバターと砂糖を合わせ、それに小麦粉、卵白、バニラエッセンスを加えて生地を作り、薄く細長い棒状にオーブンで焼き上げます。軽く、口の中で溶けるような食感が特徴です。日本では、細長くない丸型や正方形型でもラングドシャと呼ばれ、ラングドシャでホワイトチョコレートをはさんでいる北海道銘菓「白い恋人」は特に有名です。他に長野県銘菓「白い針葉樹」や広島県世羅郡世羅町銘菓「まごころづつみ」もご存じでしょうか?
バレンタインやホワイトデーのプレゼントにもオススメのスウィーツ、お試しください。




はりはら塾小習い

早春 うぐいす餅
求肥の生地で漉し餡を包み、両端をつまんで成形し、愛らしいウグイスの形に見立てたもの。単純な作りですが、ウグイス色と可愛らしい形が春の訪れを連想させてくれます。。




吉田公園緑花大学

お題 「初 春」



「初 音」練りきり製   「初春 うぐいす餅」求肥製


牧之原市立川崎小学校 家庭教育学級 様

練りきり体験(食育講座)



紅白梅・初音  練りきり製


  

Posted by 扇松DO at 23:38Comments(0)いと、お菓子!

2017年01月19日

12月の「いと、お菓子!」

ご案内

小雪・大雪、暦は雪の季節です。日本を彩る四季で、冬が一番好きだという方もいらっしゃると思います。
冬の大イベントに欠かせないのが「クリスマスケーキ」。フランス-ビュッシュ・ド・ノエル、イギリス-クリスマスプディング、ドイツ-シュトレン、イタリア-パネットーネなど、それぞれのお国柄があるようです。日本ではスポンジ生地に生クリーム、イチゴを飾ったものが定番でしょうか。さて、今年はどんなケーキでおもてなしをしましょう。。。


はりはら塾本コース

ホワイトクリスマスロール   
12月24、25日と言えば、一年のうちでもっともケーキ屋さんが多忙な日と言われます。ご家族で大きなケーキの箱を持って、家路に着く姿は、今やクリスマスの風物詩となっています。日本でこのクリスマスケーキというスイーツが定着したのは、1970年代ではないでしょうか。当時はバタークリームが全盛の頃で、重いクリームに好みがハッキリと分かれていましたが、しばらくすると軽い食感の生クリームが登場します。ここからクリスマスケーキの需要もぐんと上がったようです。今でも、丸いスポンジに生クリームとイチゴをはさみ、全体を生クリームでコートしてイチゴを飾ったケーキは、クリスマスの定番ケーキではないでしょうか。その後、チョコレートやチーズケーキを土台にしたケーキも登場し、1990年代以降はフランスのブッシュドノエルなどヨーロッパのケーキも続々とお目見えしています。日本のクリスマスは宗教的な色合いはほとんど感じられず、恋人や家族とのパーティーが主流となっているので、クリスマスケーキも生クリームやチョコレートをふんだんに使った贅沢で華やかなものですが、海外ではキリストの誕生を祝う厳かな日なので、ケーキもシンプルで日持ちのするものが多いようです。
ホワイトロールケーキは、卵黄を使わない生地で、白く焼き上げたスポンジが特徴的な、やわらかな仕上がりのロールケーキです♪ふんわりとなめらかな味わいが、スイーツ心をくすぐります。なめらかなクリームをたっぷりと巻いて、大人っぽく仕上げてください♡大切な日に「クリスマスケーキ」作ってみてはいかがでしょう(*^_^*)




はりはら塾小習い

クリスマスフルーツロール   

大切な日に「クリスマスケーキ」作ってみてはいかがでしょう(*^_^*)




吉田公園緑花大学

お題 「新 春」




「丁酉(ひのととり)」
花びら餅(外郎生地製)
「外郎(ういろう)」とは室町時代の中国の黒い丸薬「透頂香(とうちんこう)」の日本名。とても苦かったので、口直しとして米粉と黒糖を混ぜて作られた菓子が外郎菓子の始まりです。棹物として有名ですが、今回は味噌餡をはさんで花びら餅に成形します。


今月はJAハイナン女性部様でも「いと、お菓子」
三太が街にやって来たアー!!!!




  


Posted by 扇松DO at 23:16Comments(0)いと、お菓子!

2017年01月19日

11月の「いと、お菓子!」

間の抜けた投稿ですが、「いと、お菓子!」の記録ですので・・・(-_-;)

 ご案内

鮮やかに彩りを魅せた山の木々がだんだんと色あせて、冬の気配が漂う「立冬」。この日から立春の前までが暦の上では冬。語源は「冷(ひ)ゆ」、寒さが威力を「振(ふる)う」、寒さに「震(ふる)う」、生き物が「殖(ふ)ゆ」などと言われます。
 地域ごとに冬に向かうスピードは異なりますが、秋と冬を行きつ戻りつしながら、少しずつ確実に装いが変わります。この時期、降ったり止んだりする雨や、そんな雨が降りそうな空模様を「時雨」。「黄身時雨」はこの時の細かくひび割れた地面を表現しているお菓子です。

はりはら塾本コース

山 路(仮称) 浮島と軽羹の流し合わせ

浮島は、名前からもふわふわ感が伝わってきます。餡を主体にした蒸しかすてらなので、口どけもよく、卵の気泡で浮かせた生地は小豆のほのかな香りと卵の風味が楽しめます
軽羹は、1700年頃に薩摩藩(鹿児島県)で誕生したとみられ、藩主用の献立には、羊羹などとともに軽羹の記載があるそうです。薩摩藩で軽羹が成立した要因としては、原料の山芋が藩内のシラス台地で自生し、琉球や奄美群島で生産される砂糖も入手しやすかったことなどが挙げられます。一方で近世の砂糖は高級品であり、軽羹1箱は日本酒1斗と同程度の価格だったそうです。鹿児島県には「ふくれ菓子」と言われる黒砂糖、小麦粉、重曹を用いた一種の蒸しパンが古くからあり、この菓子が参考とされたとも言われています。他に、明石出身の菓子職人八島六兵衛によって安政元年(1854年)に軽羹が考案されたという説がありますが、軽羹の誕生がそれ以前に遡ることが近年明らかになった。八島六兵衛が出身地を店名として創業したのが、現在も続く菓子舗の「明石屋」です。現在では、鹿児島県内の多数の菓子舗で作られています。最近は関東や関西でも生菓子の一種類として使われるようになっています。
初冬の山路の散策をイメージしながら、温かいティータイムはいかがでしょうか。。。。」




はりはら塾小習い

黄身しぐれ


和菓子で人気の定番のひとつ、「黄身しぐれ」。。。「しぐれ」とは「時雨饅頭」の略で、餡に、米粉をいれ、そぼろ状にして、それを蒸したものをいいます。これが、長細い棹物(さおもの)になると、時雨羹(しぐれかん)とも呼ばれます。村雨(むらさめ)種と同じ物を指します。
「黄身しぐれ」は、餡に卵黄を混ぜるため「黄身しぐれ」といわれ、こし餡が黄身餡に包まれているものが一般的ですが、内外が入れ替わっている場合もあるようです。
本来、時雨とは、秋の終わりから冬にかけて、時折通り雨のように降る細かい雨のこと。和菓子でいう「しぐれ」は、生地の表面の割れ目が時雨の通った後のように見えることから、そんな風景から生み出されたものです。表面にヒビが入り、雨のあとの光さしこむ雲、雷を想像させるとも言われます。亀裂から、色の違う餡が見え隠れするのも情緒のある美しいものです。元々は、桃山時代に朝鮮から渡来したといいますが、菓子のヒビを、雨の降る一瞬の風景に見立てるとは、日本人の感性の繊細さならではなのでしょう。
美しい亀裂を作るには、材料の配合や熱のいれ加減などの技術が必要です。職人の技が生きる和菓子のひとつとも言えます。地味にスゴイ!「黄身しぐれ」は、口の中でしっとりほろほろと溶けていく食感が魅力です。さて、出来映えは・・・・?



吉田公園緑花大学

お題「立冬」


「枯れ葉」「木枯らし」  


Posted by 扇松DO at 23:05Comments(0)いと、お菓子!