2014年06月22日

はりはら塾 いと、お菓子! 6月 中華種

講座のご案内
 芒種。芒(のぎ)とは稲などの穂の先についたトゲのようなもののこと。田の神様が降臨する「さおり」で田植えが始まり、無事に田植えが終わると「さなぶり(さのぼり)」で再び神様が天に昇ります。子どもたちが太鼓を叩いて部落を周り、田植えを終えた祝宴では早乙女が上座に座ったのだそうです。田植えを無事に終えたことを神さまに感謝し、人にも感謝し宴が催されるのです。
今回は平鍋(ホットプレート)を使って中華種を学びます。

小習いコース

どらやきのバリエーション

和菓子に火を通す方法は、焼くか蒸すかの二通りです。焼く方法には、天火やオーブンに入れて焼く方法と平らな金属製の板にのせて焼く方法のどちらか。。。どら焼きは菓子の大きな分類では焼き菓子とされ、菓子屋は熱効率のよい銅板を使うのが一般的で、この銅板は平鍋と呼ばれます。これに生地を流して焼成します。
基本は三同割と言われるように、小麦粉とほぼ同量の卵と砂糖をたっぷりと使うどら焼き生地は、焼くことによって香ばしさとコクが引き出されます。表面はこんがりとキツネ色に焼けているが、皮肌はシットリやわらかなのが美味しさの秘訣です。このような配合・製造方法の生地は中華種と呼ばれます。
同じように平鍋を使う和菓子には、同じ中華種の艶ふくさ・トラ皮やき・あん巻き、関東式といわれる焼き皮の桜餅などがあります。
今回は、大小2枚の皮を雪だるまのように焼いて、小豆漉し餡をサンドして仕上げます。平鍋の上にはどんな形にも生地が流せます。いつものどら焼きの形を変えるだけで、美味しい笑顔がまたひとつ・・・。

こちらが出来上がり




本コース

若鮎

今回は平鍋(ホットプレート)を使って清流を登る若鮎を・・。




  


Posted by 扇松DO at 23:51Comments(0)いと、お菓子!

2014年06月09日

岩根つつじ・薫風

茶道お稽古用に

「岩根つつじ」

小豆鹿の子ときんとん餡製

「薫風」

小豆浮島と手亡浮島の流し合わせ

特別な技もありませんが、なぜか美味しいとのご評価を頂いて・・・・・嬉しい!!icon14

  
タグ :茶席菓子


Posted by 扇松DO at 00:41Comments(0)茶席菓子

2014年06月07日

吉田公園緑花大学「いと、お菓子!」 5月

今回は初夏を彩る「つつじ・花菖蒲」、五月晴れの空の下で鮮やかに映える様子をイメージして製作します。



練りきり餡製

この日は満月、なかなかの雰囲気でした。

  


Posted by 扇松DO at 21:29Comments(0)いと、お菓子!

2014年06月06日

はりはら塾 5月  ロールケーキ

第2回講座のご案内
 万緑の季節、風薫る初夏を迎えます。薫風が牧之原の台地を渡り、一年で最も陽の光が強い時期となりました。連休中には夏も立ち、「光の夏」とも言われるそうです。早苗の上を舞うツバメも卵を抱き始め、毎年の事ながら無事の巣立ちを祈ります。。
 今回は「ロールケーキ」、変わらぬ人気の定番スィーツ。ふっくらと、、、しっとりと、、、、気持ちを込めてクルクルします。。。

小習いコースは、生クリームロールケーキ
一般にスポンジ生地とは、卵を主体とした気泡性の生地全体をさします。これは英語のSponge(海綿)が語源で、製造方法によって様々な呼び名もあります。ロール用のスポンジは、ロール(英)ビスキュイ・ルレ(仏)ルーラーデンマッセ(独)などと呼ばれます。これらは、丸形などで焼く生地に比べ、配合的には水分が多い(小麦粉が少ない)ものとなります。これは焼成後に生地を巻く場合に、水分の少ないものは割れやすくなるためです。
スポンジがフワフワした状態になるのは、まず卵(主に卵白)と砂糖を泡だて、空気を抱き込ませ、小麦粉を加え焼成、この過程で気泡が膨張して生地が膨らみ、卵と小麦粉のタンパク質の凝固、小麦粉の澱粉質の糊化によって固形化するためです。
今回のスポンジはいろんな菓子に応用できる必須アイテム、フルーツを巻きこんだり、チョコレートや抹茶を生地に加えれば、お好みのロールケーキが出来上がりますし、クリーム等をサンドして重ね合わせれば大きめのデコレーションケーキにも。。。是非、マスターしてください。



表面に矢羽根の模様を描いて端午の節句のお祝い用に・・・・・。TEST


本コースは、別立てで生クリームロールケーキ
今回の別立てのビスキュイは、卵と粉の軽くてやさしい味わい、フランス菓子の基本生地のひとつです。発祥は16世紀のイタリア、メディチ家の料理人の発明だそうです。小麦粉が多いので焼き上がりの歯切れが好いのが特徴です。「共立て法」のしっとりスポンジと比べて軽い食感が楽しめます。細長く、渦巻きでディスク状に、こんもりと丸く絞るなどして焼き、さまざまなお菓子のパーツとしてつかわれます。 基本生地にココア、コーヒー、スパイス、ピスタチオペースト、ナッツ類、色素などを加えて色や風味に変化をつけることもできます。型にはめてババロア等を流し込んだトルテなどにも。。。是非、マスターしてください。




それぞれに違う食感でどちらもおひとり一枚づつのシートを焼き上げて、クルクル。。。。。

40cmの長さそのままのロールケーキを大事そうに抱えてお持ち帰りです。

  


Posted by 扇松DO at 23:09Comments(0)いと、お菓子!

2014年06月06日

祝開港5周年  富士山静岡空港

6月4日でメデタク5周年
「ソラノワ」で度々お世話になる富士山静岡空港
5月31日、6月1日の記念イベントは大盛況だったとうかがいました。

お祝いにはコレ!紅白饅頭emoji02


国産小麦粉を使用して、北海道小豆の特製皮剥き餡を包んだ自慢の紅白饅頭、当店謹製です。

空港で働くスタッフの直筆メッセージカードが添えられて
各日250箱を来場者に差し上げたそうで・・・・。長蛇の列に、残念ながらもらえなかった方も大勢いらっしゃったとか・・・・・。

  


Posted by 扇松DO at 22:48Comments(0)ニュース