2014年06月06日

はりはら塾 5月  ロールケーキ

第2回講座のご案内
 万緑の季節、風薫る初夏を迎えます。薫風が牧之原の台地を渡り、一年で最も陽の光が強い時期となりました。連休中には夏も立ち、「光の夏」とも言われるそうです。早苗の上を舞うツバメも卵を抱き始め、毎年の事ながら無事の巣立ちを祈ります。。
 今回は「ロールケーキ」、変わらぬ人気の定番スィーツ。ふっくらと、、、しっとりと、、、、気持ちを込めてクルクルします。。。

小習いコースは、生クリームロールケーキ
一般にスポンジ生地とは、卵を主体とした気泡性の生地全体をさします。これは英語のSponge(海綿)が語源で、製造方法によって様々な呼び名もあります。ロール用のスポンジは、ロール(英)ビスキュイ・ルレ(仏)ルーラーデンマッセ(独)などと呼ばれます。これらは、丸形などで焼く生地に比べ、配合的には水分が多い(小麦粉が少ない)ものとなります。これは焼成後に生地を巻く場合に、水分の少ないものは割れやすくなるためです。
スポンジがフワフワした状態になるのは、まず卵(主に卵白)と砂糖を泡だて、空気を抱き込ませ、小麦粉を加え焼成、この過程で気泡が膨張して生地が膨らみ、卵と小麦粉のタンパク質の凝固、小麦粉の澱粉質の糊化によって固形化するためです。
今回のスポンジはいろんな菓子に応用できる必須アイテム、フルーツを巻きこんだり、チョコレートや抹茶を生地に加えれば、お好みのロールケーキが出来上がりますし、クリーム等をサンドして重ね合わせれば大きめのデコレーションケーキにも。。。是非、マスターしてください。

はりはら塾 5月  ロールケーキ

表面に矢羽根の模様を描いて端午の節句のお祝い用に・・・・・。TEST


本コースは、別立てで生クリームロールケーキ
今回の別立てのビスキュイは、卵と粉の軽くてやさしい味わい、フランス菓子の基本生地のひとつです。発祥は16世紀のイタリア、メディチ家の料理人の発明だそうです。小麦粉が多いので焼き上がりの歯切れが好いのが特徴です。「共立て法」のしっとりスポンジと比べて軽い食感が楽しめます。細長く、渦巻きでディスク状に、こんもりと丸く絞るなどして焼き、さまざまなお菓子のパーツとしてつかわれます。 基本生地にココア、コーヒー、スパイス、ピスタチオペースト、ナッツ類、色素などを加えて色や風味に変化をつけることもできます。型にはめてババロア等を流し込んだトルテなどにも。。。是非、マスターしてください。

はりはら塾 5月  ロールケーキ


それぞれに違う食感でどちらもおひとり一枚づつのシートを焼き上げて、クルクル。。。。。

40cmの長さそのままのロールケーキを大事そうに抱えてお持ち帰りです。




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