2023年05月25日
いと、お菓子!2023-2
まきのはら塾「はりはら いと、お菓子!」
ふわふわマシュマロ
マシュマロ(Marshmallow)は、ゼラチン・卵白・砂糖などを混ぜて作る、ふわふわ食感と独特の弾力が特徴的な洋菓子ですが、起源はなんと紀元前2000年頃の古代エジプト。マシュマロの語源となっている植物マーシュマロウ(ウスベニタチアオイ)の根から抽出されるねばねばした粘液質を食べていたことがルーツで、ファラオと王族、そして神々しか口にしてはいけないものでした。
そんなマーシュマロウから、1800年代の前半にフランスの菓子職人が泡立てたメレンゲに砂糖・マーシュマロウの根から取り出した粘液を加え、更にホイップする工程を考案したのが、“Pâté de guimauve”(ギモーブはマーシュマロウのフランス語)。更にマーシュマロウ粘液がゼラチンに置き替えられ、成形する新技法の登場で安定して量産出来るようになり現在に至ります。このためマシュマロの原産国はフランスというのが通説です。日本では1892年に風月堂が初めてマシュマロを販売、和名はそのまんま「真珠麿」。
現代ではスーパーなどのお菓子売り場にもありますが、安価な物の原材料には“卵白”の文字はありません。甘く粘り気のあるでん粉シロップにゼラチンを溶かして泡立てる製法だからです。キャンプで焼いて食べるのも定番。熱したマシュマロをクラッカーで挟んだりココアに入れたり、他にもフルーツやチョコレートを加えたり、抹茶やココアをまぶすなどのアレンジもお好み次第で楽しめます。

県営吉田公園緑化大学
お題「薫風」
若楓・落とし文

ふわふわマシュマロ
マシュマロ(Marshmallow)は、ゼラチン・卵白・砂糖などを混ぜて作る、ふわふわ食感と独特の弾力が特徴的な洋菓子ですが、起源はなんと紀元前2000年頃の古代エジプト。マシュマロの語源となっている植物マーシュマロウ(ウスベニタチアオイ)の根から抽出されるねばねばした粘液質を食べていたことがルーツで、ファラオと王族、そして神々しか口にしてはいけないものでした。
そんなマーシュマロウから、1800年代の前半にフランスの菓子職人が泡立てたメレンゲに砂糖・マーシュマロウの根から取り出した粘液を加え、更にホイップする工程を考案したのが、“Pâté de guimauve”(ギモーブはマーシュマロウのフランス語)。更にマーシュマロウ粘液がゼラチンに置き替えられ、成形する新技法の登場で安定して量産出来るようになり現在に至ります。このためマシュマロの原産国はフランスというのが通説です。日本では1892年に風月堂が初めてマシュマロを販売、和名はそのまんま「真珠麿」。
現代ではスーパーなどのお菓子売り場にもありますが、安価な物の原材料には“卵白”の文字はありません。甘く粘り気のあるでん粉シロップにゼラチンを溶かして泡立てる製法だからです。キャンプで焼いて食べるのも定番。熱したマシュマロをクラッカーで挟んだりココアに入れたり、他にもフルーツやチョコレートを加えたり、抹茶やココアをまぶすなどのアレンジもお好み次第で楽しめます。

県営吉田公園緑化大学
お題「薫風」
若楓・落とし文
