2013年11月20日

はりはら塾  11月   焼き饅頭

11月はどちらの講座も「焼き饅頭」

第8回講座のご案内 
冬が立ちます。鮮やかっだった山の木々の葉も段々と色あせ、寂しさと冬の気配が漂い始めて、いよいよ冬の始まりです。二十四節気では、この日から立春までが「冬」。語源は、「冷(ひ)ゆ」、寒さが威力を「振(ふる)う」、寒さに「震(ふる)る」、生き物が「殖(ふ)ゆ」などと言われているようです。山間に遅れて、平地では紅葉が始まったばかりの地域もありますが、行きつ戻りつしながら、少しづつ確実に冬へと装いを変えていく景色も楽しみのひとつです。
初候は「山茶(つばき)始めて開く」、次候は「地始めて凍る」、末候は「金盞香(きんせんかさく)」。
多くの植物が葉を落として褐色になる中で、艶のある緑の葉と、大ぶりの赤や白の山茶花が里の秋に彩りを添えてくれます。


小習いコースは「一粒栗饅頭」

和菓子の王道「お饅頭」、高級素材「一粒栗甘露煮」。二つのコラボで出来上がったのが今回の「一粒栗饅頭」。
栗は古代から珍菓とされ、現代では和洋菓子の区別なく焼き菓子材料としても広く使用されています。和菓子では何といっても主流は「栗饅頭」。以前は、栗を刻んで餡に練り込み、形を小判形に成形したものが多かったですが、80年代以降は、栗の甘露煮を丸ごと使って丸形に成形した高級和菓子として変身、以来圧倒的な人気の和菓子のひとつです。
ホクホクの栗をより一層のホクホクに仕立てて、コロッと顔を出す一粒栗に大いに満足してください。 はりはら塾  11月   焼き饅頭


本コースは「チョコレート饅頭」


現代では、和菓子と洋菓子の境界線が曖昧で、「和」の材料や香りを前面に主張した洋菓子、諸外国から輸入された材料やクリーム、油脂などを配合した和菓子、餡をサンドしたスポンジ生地、生クリームの入った大福やどら焼き・・・・、まさしく和洋折衷のオンパレードです。先人の知恵と挑戦のおかげで、お菓子の世界もどんどん広がっていきます。その先駆け的な存在が、今回の「チョコレート饅頭」。。ギブ ミー チョコレート!がお饅頭と合体。銀紙や金紙の個包装が懐かしいアレです。チョコレートもココアも洋菓子の材料ですが、中に餡を包むと不思議に和菓子として落ち着いてしまいます。包みこむ白餡にもチョコレートを混ぜて、昭和の時代を懐かしむひと時をいかがでしょう。。!!
はりはら塾  11月   焼き饅頭




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