2015年01月22日

はりはら塾  1月

謹 賀 新 年
皆様のご多幸をお祈りいたします。
本年も宜しくお願い致します。
「羊」+「大」=「美」!大きな羊は美しいとは御存知でしたか?その昔の中国の人たちが、大きくて立派な羊を美しいと評したことが「美」という字の由来なのだそうです。大きい物は美しい・・・、美の価値観は時代とともに移ろうのですね。「美味」も時代によって変化します。味覚の探求にゴールはありません。「美しい味」を求めて、2015年も「いと、お菓子!」な時間をお楽しみ頂けたら幸いです。
第10回講座を開催しますのでご案内いたします。


小習い
「チョコパイ」

パイは生地のタイプによって3種類に分類されます。小麦粉とバターを重ねる「折り込みパイ」、小麦粉とバターを混ぜ合わせる「練り込みパイ」、その中間の「速成折り込みパイ」。
日本で一般的にパイと呼ばれているのは「折り込みパイ」で、幾重もの薄く重なった層と、もろくて軽い口当たりが特徴です。水で練った小麦粉のシートでバターをの塊を包み、生地をのばして3つ折りや4つ折りに折りたたんで層が作られます。途中でバターが溶けないように生地を冷蔵庫で休ませながらの作業です。手間と時間をかけて繊細な食感が生まれます。しかし、その始まりは失敗から偶然に生まれたそうです。17世紀の中頃、フランスの画家で菓子職人のクロード・ジュレが生地にバターを入れ忘れ、こねた小麦粉の間にバターをはさんで折りたたんで焼いたところ、美味しい菓子ができたとか。。。失敗から生まれた菓子が、現代では世界中で愛されるスィーツとなったとは驚きです。
仕上げの形や詰め物でバリエーションも多く、お好みのフレーバー紅茶とともに優雅な時間をいかがでしょう(*^_^*)(*^。^*)
今回は、市販の冷凍生地にフルーツとチョコをサンドして、サクサクの簡単おやつを・・。
焼きたてのパイは堪りませんネ! (^_-)-☆

はりはら塾  1月



本コース
「チョコミルフィーユ」

「ミルフィーユ」、語源はミル(千)フィユ(葉)で千枚の葉っぱの意味で、薄い層が幾重にも重なって見えることからです。誕生から200年を超すスイーツで、19世紀初頭のフランスの文献「食通年鑑」にはすでに名前が載っていたとか。。日本での登場は明治初期、横浜でフランスの菓子職人より伝えられました。明治時代の後期には日本人による洋菓子店でも「ミルフィ」が並び、あの鹿鳴館での催しの際にも提供されたようです。
3枚のパイ生地でカスタードクリームをサンドしたスタンダードタイプ、イチゴ入りで切り分ける前の形がナポレオンの帽子に似ていて「皇帝」と呼ばれるほどに素晴らしい「ナポレオンパイ」、パイやクリームにチョコレートを煉りこんだ「チョコレートミルフィーユ」などレパートリーは豊富です。
焼きたてのパイ生地はサクサクと軽く、カスタードクリームはトロ~リと溶けだします。木イチゴやブルーベリーなどとの相性も抜群です。ボロボロにならない切り方や食べ方もマスターして、レモンティなどとご一緒にいかがでしょう。。。。

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