2016年07月08日

6月 いと、お菓子!

ご案内
水無月。麦秋の季節、いかがお過ごしでしょう。
和服の世界では袷と一重を切り替える「更衣(ころもがえ)」のとき。お菓子の世界も・・・。。これからは、ひんやり・さっぱりの暑気払いの冷菓が好まれます。夏の体力の消耗に備えて、甘く食べやすいお菓子でエネルギーを補給します。

子習いコース
フルーツ水羊羹
夏の和菓子の定番「水羊羹」。。夏菓子の醍醐味を存分に味わいたいならば、水羊羹に行きつくのでは…?滑らかな口解けと、ひんやりとした優しい喉ごしが身上で、小豆の風味をストレートに味わえます。シンプルな配合ですので素材の良し悪しと煮詰め濃度が大切。。お好みのフルーツを加えて、定番とは少し趣を変えて涼んでみてはいかがでしょう。
 和菓子に用いられる代表的な凝固剤が「寒天」。天然寒天は、天草などの紅藻類から寒天質を抽出し、凝固、自然凍結乾燥して作られます。棒状の「角寒天」、紐状の「糸寒天」、フレーク状などがあります。その他に、工業寒天は固形と粉末があり、用途によって凝固力や弾力が違って、味わいが変わります。
6月 いと、お菓子!


本コース
水牡丹(みぞれ羹製)
和菓子の世界では、寒天の持っている凝固力を利用して、甘味料やその他の副材料の加わった溶液を凝固させたものを総称して「流し物」と言われます。煮詰めの強弱、加合される材料の相違、仕上げ後の乾燥状態の相違などで「生菓子」と「半生菓子」に分類されます。
餡を加えて作る「羊羹」を除いた流し物は、形状・色調・食べ口・清涼感などの点で、夏場に販売され、副材料によって種類も豊富です。道明寺羹は、錦玉羹に道明寺粉を柔らかにして合わせます。錦玉液に半透明の道明寺粉が散在して、粉雪交じりの雨を思わせることから「みぞれ羹」とも呼ばれます。
紅色餡を透き通ったみぞれ羹で包み、茶巾絞りに仕上げます。ひんやりもちもちの口当たりが涼感を誘います。また、みぞれ羹を通して薄紅に浮かぶ豊麗さをそのまま映した美の表現は、茶の湯の世界にも喜ばれます。梅雨明けが待たれます。食欲も落ちて冷たいものやさっぱりしたものばかりに手がのびてしまいます。。「錦玉羹」は見た目にも爽やかな仕上げを工夫して、視覚から涼しさを演出します。小さなお菓子に夏の風情を表現してみましょう。楽しい夏に期待して・・・。。

6月 いと、お菓子!
梅しそ餡、みぞれ羹


吉田公園緑化大学
お題「芒種」
青梅・水羊羹

6月 いと、お菓子!




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